「柔友館」の大きな特徴

柔友館の特徴として、一番最初に挙げられる事。
それは、
         『 指導者の層が厚い事。』
 見方によれば、『 指導者の人数が多いだけ。』なのかも知れません。
しかし、稽古を見ていれば、それだけではないことが直ぐに解ります。
特に、柔道着を着て一緒に畳に上がって見ると、その事が体感としてより強く感じられます。
実際の稽古では、身長・体重、年齢や経験・身体能力に応じて、分散型の指導をする場面が多々あります。
この大きな理由は、体格や能力に差があり過ぎる場合に生じ得る事故の可能性を、事前に回避する事が1番の目的です。
 しかし、能力や経験値、身体的なバランスで生徒を分散させ稽古を行なってしまうと、一人の指導者だけでは目が行き届かない場面が生じる事も出てくるのです。
 
  指導者の層が厚い事により、各々に分散させたグループ毎に指導者が付いて指導することで、能力の向上のみならず事故を未然に防ぐべく、安全な指導が行えるのです
例えば、
小学校低学年の生徒さんには、学生の先生が指導に付いたり。
はたまた、やる気満々な社会人の生徒さんには、オリンピック選手を育てた先生が指導に付いたりと、年齢や特徴の異なる指導者が複数在籍している事で、同時進行の内容が異なる稽古カリキュラムに対し、同じ目線で、レベル感を合わせながらの直接的な適応指導が行い易く成っている事です。
経験者は勿論のこと、未経験の子供から大人に至っても、経験豊富な複数の指導員による直接の手解きと、段階に応じた適切な指導を受けながら安心して稽古に参加する事が可能です。

 

2つ目の特徴は、
      『 子供から大人まで幅広く参加ができる事。』
 稽古を行っている間、我が子の稽古をしている様を見守ってるご家族の姿は、容易に想像できる事と思います。
 父兄の中には、過去に柔道経験のある方もいれば、むしろ柔道以前に、道場へ足を踏み入れる事すら初めてである人の方が多く感じられます。
 最初は我が子の稽古を見ている側だったお父さん・お母さんも、道場へ足を運ぶ回数が増えるに連れて、段々とその目が慣れてくる様子を見受けます。
 
むしろ、自分ならもっとこうやるのに、、、。などなど、色々と思う節があるのでしょう。
 もっと一生懸命にやれ!!
 とか、
 もっとこうやってみろ!!
 などなど。
 我が子に言い聞かせたり、叱咤激励をしたり。
そのうちに、見ているだけでは我慢が出来なく成ってしまうのでしょうね。
我が子の始めた柔道がキッカケと成り、お父さんは元より、お母さんまでも柔道を習い始め、お子さんと一緒に家族でその虜に成っている方々もいらっしゃいます。
そうやって、大人に成ってから柔道を始めた方々が本当に頑張って稽古をされるんです。
 
今年も、3名の大人と2名の学生が昇段試験をクリアし、念願の黒帯を腰に撒くことに成りました。
公式に大会にも参加し、稽古の成果を実感出来た瞬間は、
本当に微笑ましく、誇らしい瞬間です。            

                                           

"武道"と総称され、今や世界中から親しまれており、日本文化の象徴でも有る柔道を通じ、心と体を一緒に鍛え、豊かな人生を味わうキッカケにしてみては如何でしょうか。